批評しましょ[112]
2004 08/14 14:33
一番絞り

にしても権威をからかい、おちょくり、ぼろくそに貶すというのは
江戸時代じゃ庶民にとってあたりまえの行為だったのだが
いまじゃ、谷川俊太郎を「エセ」「まがい」と口端にすべらせてだけで
これだけ風圧を受ける時代になったか。
しかも「現代詩フォーラム」の掲示板で。
うーむ。感慨深いものがあるなぁ-。
これも受験システムが生んだ(権威への畏怖を示す)感性なのかもしれないが
まっこと、これじゃあー、どう転んでも粒のそろったものしか生産されまい。
どれもこれも似たり寄ったりのドングリ...。
たしか『ドングリと山猫』では、そのなかで一番こんまい、つまらないのが
ナンバーワンなんだということになった。
賢治は、天才だ。

ただ、あれだな、これしきの「世間」の風圧
(本人たちは気がついてないだろけど、いずれ人を殺す思想につながり
戦争を容認する風潮につながるだろう風圧に)
おれが参ったと思っていたのなら大間違いだと言っておく。
これからも谷川は「エセ詩人」だし「クソ詩人」であることを
どこででも、いつでも公言してはばからないことを宣言しておくし、
また、どのような社会的評価であれ、個人の評価を弾圧できないことを
念を押して宣言しておく!
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