2009 02/22 19:21
《81》柴田望
「radio head」
トム・ヨークに
底 は 存在 は するどく 照らし 肌 が 氷のやうに 遠い 果実 壺 は 輝く
この 針のやうな しぶき と かがやき 匂い よ
水 が 刻々に 橄欖石 の 物質 鋭く
旅人 の 肌 岸辺 が 引き裂く 凝結 する
針のやうに たえず 引き裂く
存在 する 水 えたいのしれぬ
四周
闇 の 橄欖石 に 遠い 巌
愛 が おまへ を 祈り から 燈新 の 輝く
めまい を 得た
白蝋 に こすりつける 帽
肌 の 滅ぶこと 鋭く 氷のやうに 滅ぶこと
帽 祈り おまへ 減じ
凝結 自ら 旅人 流刑人 と 証す 得た 文字
きのう から 匂い を 燃やし めまい によってのみ
凝集 を 引き裂く
肌 の 存在 くちづけ
燈新 を 生かす 祈り を
たえず 熱情 橄欖石 の 楔形
その 焔 を 起ち 凝集 せよ
物質 扉 世界 たえず 輝く 鋭く