廃人がポツリとつぶやく部屋8[518]
2008 01/29 22:08
佐々宝砂

現代詩フォーラムは批評祭で騒いでいる。私はそれを横目に酒を飲んだり、酒を飲み過ぎてこけたり、こけてドブにはまったり、ドブにメガネを落っことしたりしていた。・・・今現在の私に批評は書けるか? 書けないことはないと思う。でも私は書かない。いろいろな人がいろいろなことを主張し、それは認められたり認められなかったりするだろう。いろいろな人がいろいろな人とつるんで(あるいはつるむこともなく孤独に)詩を書いたり詩じゃないものを書いたりするのだろう。私はそれらを評価しない、という語弊をまねく。私はそれらを無視しないが特別視もしない。だがそれは結局なにもしないのと同じことだ。何もしないということは評価しないのと同じだ。私はどうどうめぐりをする。私は散文が書きたい。批評が書きたい。書きたいけれども書けない、あるいは書いても発表しない。私のパソコンの中には、発表するあてのない文章がよどんでゆく。これは、腐ったドブからほんのすこしだけ吹き出したメタンガスに過ぎない。
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