2007 07/29 00:51
楢山孝介
>1の後、即興詩について散文でいろいろ書こうと思っていたんだけど、どうもうまく書けなくて、じゃあ詩の形で、と書き始めたらすんなり書けた。
散文書けなくなってるかもしれなくてちょっとショック。
未詩以前なのでここに貼り付け。
#『即興後』
#この間久し振りに
#お題をもらって即興で詩を書いた
#そこそこ気に入りの一編が出来て
#書いてる途中から嫌いになってしまった一編が出来た
#誉められたりして
#やめてくれよって思って
#だけどちょっと嬉しくって
#まだまだやれるじゃん
#若いじゃんブイブイじゃん
#なんて喜んだ
#だけど冷静になって
#自分の書いたものを読み直してみると
#そんなことばかりやってた七年前と
#根本的には変わっていなかった
#多少引き出しの数が増えてはいたものの
#こう来たらこう、
#これだとありきたりだからはずしてこう、
#もう終わりだからこうしよう
#そんな「流れ」の集まり
#こんなの今の自分じゃない
#と言いたいのに
#どうみても自分ですごめんなさいと
#謝りたくなってしまった
#だけどそこで終わっても仕方ない
#気に入らない方はもういいとして
#気に入った方を推敲していった
#十分で書いたものだから直しがいがあった
#けれど直せば直すほど
#勢いは殺がれ
#大人しくなり
#平凡になり
#物足りなくなってしまった
#かといって元のままでは
#あまりに不完全で我慢出来ない
#直すと合格ラインに到達出来ない
#だからもう
#即興で詩を書くことはやめよう
#なんてことを言ってもつまらない
#次はもっとうまくやってみよう
#でもやっぱり
#納得のいく出来にはならないかもしれない
#だからといって
#書かない理由になりはしない