ゲームスレ[5]
05/14 17:50
石原大介

小学五年生のある夏の日の午後、友達の家でファミコンの「マッピー」をやっていた。僕のマッピーの腕はいたってノーマルであったはずなのだが、なぜかその日のその回だけは一度も死ぬことなく異常に長続きし、ゲームはステージが進むにつれぎらぎらと加速度的に荒れ狂ってゆき、視野はぎろぎろと暗く狭まり僕はなんだかどんどんひとりぼっちになった気持ちでとっても恐ろしくなってほとんど半泣き状態でうわーもうだめだめだまっちゃんまっちゃん俺もうやめるよおってトランポリンをぴょんぴょんぴょんぴょんぴょーんって踏み抜いたやいなやその友達のベッドのうえで40度の高熱を出して寝込んでしまいました、とさっ。

実話。
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