2024 12/04 18:21
朧月夜
「自由と形無しは違う」
ネット初期で、無名の一般人(たぶん、女性のプログラマー)が、書かれていた言葉。
変容するSNS、ネット界隈の、あるいはその時点で必要とされていることが、確かにそこにはあったのですが……
わたしの思うこととは、こういう言葉をなるべく多くの方たちが知ることが出来て、運命や環境、自立と自己肯定(あるいは時に敗北することもある)を受容し、一種のミーム(文化的遺伝子)として、引き継いでいってほしいということ。
いつしか、こうした言葉を、「それは時代遅れで、忘れさられるのかもしれない」とも、思っていたのですが、少なくとも一瞬の言葉を、人は無意識の思惟の表れ、あるいは<生き物として生きて来た生身の人間=それは、弱肉強食でもありつつ、相互扶助をするものであったということ>の証明として、この言葉が(その呟きを、ほとんどの人の刹那的な思いとして捨て去っていくのでなければ)、インターネットというものが、メディアであり、かつコミュニティーであり、社会のインフラでもあるということの、一本の真っ直ぐなレールのようなものとして引き継がれていくこと、インターネットのユーザーがそれを突き詰めていくことを、わたしは願うのです。