連座 萬草庵 弐軒目[590]
2009 03/30 06:47
佐々宝砂
十七の皮膚爛れゆく春爛漫
南国の膿み腐るとも快楽(けらく)かな
雪知らぬ土地で膿みゆくひととひと
副鼻腔なる空洞にアイを入れ
劣性の遺伝子給うきみが為
酸化鉄錆びゆけるものかわるもの
水と油ありて乳あるものがたり
スレッドへ
前
後