連座 萬草庵 弐軒目[171]
2007 09/09 01:02
しろう
窓打ちぬ大風のリズムで歌はむ
傘失せて嵐の空はねずみ色
鉄塔にひとつ雲ぶらさがりつつ晩夏
「いつの日か垣根にならん」木を植ゑたり
庭の草刈りて亡き母を偲びぬ
そぼ雨に蝉の唄を聴く帰り道
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