2004 11/17 12:13
一番絞り
>>810
>ちょっとアメリカの、自分の国が持たないものへのジェラシーを感じてしまいます
ご存知かもしれませんが、
太平洋戦争で古都、京都が空襲を逃れることができたのは歴史ある美しい町並みを破壊することを
米国の学者が強く反対したからだという〈神話〉がまことしとやかに伝えられていますが、事実はそうじゃなかったみたいですね。
広島・長崎への原爆投下までには、いかにもアングロサクソンらしい徹底した用意周到さがあったわけで、まず、
「原爆投下目標選定委員会」なるものが開かれている。
その選定委員会とそれにつづく科学者や軍高官、陸軍大臣などの暫定委員会で満場一致で採択された投下候補地の
一番に選ばれたのが京都でした。
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/gennbakutoukaiinnkai.htm
上記のURLの記述はかなりおおまかで、他の資料とは食い違いもありますが、おおむね、
京都以外には広島・小倉・新潟の各都市が候補だったといわれています。
で、そのためにさまざまなテストをしなければならない。いわゆる「模擬原爆」パンプキンの投下テストです。
そのため統合作戦本部は四都市へのあらゆる爆撃、攻撃を禁止し、よって、これらの都市は空襲に会わなかった。
というのが真相のようです。
さまざまな資料によると京都への原爆投下は必至だったようですが、一説によるとスチムソン陸軍大臣と
統合作戦本部との確執の結果、京都は原爆投下をまぬがれたといわれています。