04/26 01:25
佐々宝砂
>>119
私も「モナリザ・オーバードライヴ」あたりからけつまずいた口ですが、最近はまたSFを読んでいます。最近のはやり、つーかおすすめはテッド・チャンではないかと。あと「トリフェドの日」ではなく「トリフィドの日」ですよね、確か。「水平線の男」(または「地平線の男」)はミステリだったかな、あれは母親が持っていましたが、私は読みませんでした。平井和正は私も「幻魔大戦」からなんだかなーと思いだしたけど、結局読んじゃったりしております。ほほ。平井和正のお笑い系のやつが私はけっこう好きです(『超革命的中学生集団』とか『ウルフランド』とか「星新一のインナースペース」とか)。
私は基本的に短編が好きです。なにはともあれ短いもんが好きなのです。高校生のころはなにがなんでも長いのがいいんだと思ってたけど、だんだん嗜好が変わりました。長いとめんどくさいし、キャラクター小説になりがちだし、SF的アイデアやファンタジックな設定とかどうでもよくなって人間ドラマになってしまうし。結局おはなしというのは人間ドラマなのかもしれません。そして私は、人間のでてこない話、説明の少ない話、話の骨だけであるようなもの、が好きなのかもしれません。