創書日和「白」
イズミナツキ

人が死ぬ時
その人には
何が見えているだろう
もしかしたら

もう
何も見えないかもしれない



世界の時間




ゆっくりになって

身体が
ゆっくりと
倒れていく

数々の記憶が甦り
この記憶の果てに

私は死ぬのだと


おてだまで遊んだ
あの人を愛した
そして最後に
望んでいない不幸を
死の瞬間を
呪った



思、う


神か
悪魔

誰かが

記憶の果ての死を
私におしえている



死後の世界は
きっとない
何もない







そこが

ゆっくり、と
そして

区切られてゆく
時間
の、
ように

真っ白だと、
良い

何も見えなくなった先は








 っ


  白





    だ








         と








               、
















































自由詩 創書日和「白」 Copyright イズミナツキ 2006-11-18 22:45:48縦
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