*自殺を容認する大馬鹿野郎共に告ぐ*
かおる

死にたいと言う気持ちは病気
治すべき病です

人は生きる義務を背負って生まれてきたはず
それを途中放棄する権利は選択肢としてあっても
絶対引いてはいけないカードです

死は時々冬の朝の寝床のように甘美に私たちを誘う悪魔
そんなものに魅了されてはいけません

いつまでたっても大成できない
人は弱い生き物です

子供たちの模範となるべき者が
病気に掛かる事だってあるけれど
残された者の嘆きを
慮れなかった利己的だった事実を
声を大にしてきちんと指摘すべきです

人は失敗を糧にしてちょっとずつ成長していくのに
諦めて、その途中で放棄しちゃいけない

折角咲くはずだった花を摘み取る事は罪です

死後の世界を否定する根拠は誰もないでしょう?
死を選択すれば
今より厳しい地獄が待っている事を
ちゃんと覚悟しておきなさい

何があっても生きなければならない

どんな辛い目にあっても自殺と言う選択は間違っているし
他の道を探せなかった最悪の結果です

死を選ぶのは自由でも権利でもなく
ただの哀れな最低の結末で
そのカードを引かせてしまった残された者を
どんなに嘆かせる事か、もう一度考えなさい

日本には殉死や自決、切腹なんて言う
自殺を美化する風潮があるけれど
これは絶対間違った考えです

死んじゃ、だめです

楽しい未来を思い描けないなんて
自分の世界を狭めているだけで
とってももったいない

その病気はちゃんと治す方法が見つかる病です
だから、ちゃんと治しましょう


未詩・独白 *自殺を容認する大馬鹿野郎共に告ぐ* Copyright かおる 2006-11-18 21:01:41
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