ともちゃん9さい

神様を時計でつぶして流れ出た液体はとうめい
色があったらいくらかましなのに
にごって先が見えなければもっといい
のどごしがわるいんだ
まとわりついて
私はあらゆることをみとめることができない

響く、子どものころ枕から雪の中歩く音がして
窓の外ながめ
いつも雪はなかった
風が吹いていた
へんなせきをしていた

液体のながれ
とまるまでながれ

恋をしてるの肉ぎらい ぽとぽと落ちるあぶら
これは女色
これは男色
絵の具の二番目の水

マンガのいちばんいいページばかりめくるから最初にひらく
何月何日なにしたっけ
帰りの風景ばっかり

劇的じゃないのがお金をかせいだり電車をがまんすることで
得るものなんだよね

なんてねー

わかくないよわかいよわかくないよわからないよ
わかぱいちゅうちゅう

神様を時計でつぶして流れ出た液体はとうめい
色があったらいくらかましなのに
にごって先が見えなければもっといい
のどごしがわるいんだ
まとわりついて
私はあらゆることをみとめることができない

わすれるよの歌うたって


自由詩Copyright ともちゃん9さい 2006-11-05 09:43:28
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