時
さくらほ
光キラキラあふれて
その胸に熱きもの
抱きしめて
空に青
髪に風
頬ゆるませ
未来しか見えない
自転車こいで
ゆるい坂道
見慣れた景色さいて走れば
ほら
草の波
風の匂い
続く
この景色に
この時間に
今
私がいて
通り過ぎる
通り過ぎるから
思い出になる
もうそこに私はいない
ゆるやかに遠く
自由詩
時
Copyright
さくらほ
2006-11-01 19:52:04縦