正誤と言うこと
恋月 ぴの

雨は降る
無情の
恵の



日は注ぐ
旱魃の
神の



一本の幹に触れる
真っ直ぐな
曲がりくねった



別れた妻を想う
不肖の息子を想う
置いてきた過去を想う



寒さこらえて霙雨、傘も差さずに



昨日は晴れていたのか
そして、明日は


自由詩 正誤と言うこと Copyright 恋月 ぴの 2006-10-28 23:09:15
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