哀愁の何とかブリット
完食
長いレールから飛び降りた先は
レールだった
いくら曲がりくねり走ったとしても
私の足元からレールが消えることはなかった
独走の叶わぬ世界
突拍子もないことも既に果たされている世界
私たちの前に道はある
後ろにもある
どこにもある
ただ、
先人たちの後を追うだけ
これを笑わず、どうしろと言いますか
自由詩
哀愁の何とかブリット
Copyright
完食
2006-08-31 23:45:42