世界が紅く染まる頃
プル式
声を振り絞るだけ振り絞って叫んだ私を
君はふり向きもせずに歩いて行く
そこに一本の道があるように
脇目も振らずにただまっすぐに
背中を向けて歩く君に声が出せない
手を伸ばしてみてももう届かない
声にならない想いだけが溢れて
蹲って睨みつけた世界は優しくすらない
ずるいよ君は 好きだって言ってたじゃない
お願いだよ 君の言葉で話してよ声を聞かせてよ
まだ溶けてないよ 嫌いなんて言われてないよ
ふり向いてよ やり直そうって言ってよ
甘い夢だけを見てたのかな
君が手を差し出してくれたから
安心して眠れたのにね
目覚ましのベルは優しいね
君と見てた夢まで忘れさせるから
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恋の歌