ぽえむ君−句会−
ぽえむ君

ぼくは詩人

形は違えど心は同じ
同じ心ならば形に意味はない

今日もまた

夜の散歩をしていると
家族に出会いました

父と子と孫が集まり句会かな

祖父が詠む
聴く耳立てる子どもたち

 短夜の空見る子らの目にも星

次に父
祖父に負けじと一句詠む

 夜の空子どもの目にも星ひとつ

これを聴き
祖父の威厳がとなりから
何だこれ季節のない形だな

世代知る
会話を横に孫が詠む

 星を見る目にも銀河

これを聴き
父の威厳がとなりから
何だこれ形のない形だな

いずれとて
見ているものは目と心

気持ちに言葉はいらない

明日もまた

言葉のない詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−句会− Copyright ぽえむ君 2006-07-11 22:24:17
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