タン タン タン
プル式

ちょっぴりおセンチになって
バイクで走り出すと
夏の湿った風が気持ちよくって

タン タン タン

流れて行く雲やら
高速道路やらが
心地いいリズムで

タン タン タン

やな事も面倒くさい事も
それこそまさに吹き飛んで
ヘルメットの中で歌いだす

タン タン タン

リズムに合せてのんびり歌えば
ほら見てあっちにきらりと見えた
海だよ海きれいだなぁなんて

タン タン タン

砂浜の階段を降りて
ぼうっと海なんか見ちゃって
夕日がきれいだぜとか何とか

タン タン タン

バイクに再びまたがって
やっぱり街が恋しいぜなんて
半べそかいて帰ってきました。

タン  タン   タン


自由詩 タン タン タン Copyright プル式 2006-07-08 03:04:27
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