風土
「ま」の字
土に混ざる
かスカの ガらすや 枯れたものの匂い
一望 赤い斜面の
縞
に細く震える
繊毛のような
海霧
(
ガス
)
の
かかる
奇妙な海岸
息を出し入れしているものは みな
さびしい シんキろう
のようなものを
みた
ポつねん。
なにものも 居らズ
傾ぶいた傘のようなひとたち が
居た。 り、 跳ネタリ、
ぽツ ねん・・・。
かつて南洋を往来したコンテナ船は
絞り上がった笑顔のまま 死んでいた
曇った摺りガラス 灰色の浄書
排気の記憶は
浄らかではあったが
うごきない港湾に 光と、風
えンジンは
不居の人の記憶でしかない (わたくし 吸気は冷たく
走ってもはしっても
ただ
青のいめえじは視野に光り
はあぷの音 太く落ちる
入り江の
曲線のようなしずけさに
世界は這い覆う
灰いろ
かタスかシ
シタタカなる なるしすカタるシス
るな、
るな、
それを如何せん
峻厳な ル
海
うすあお
い 山脈 と
晩い陽
錆び滅び
そら
(透去!
わレは
騙られタるなるしす
甘たるい 記憶のゆうぐれ春の
大地に
冷え去られ タル
死
体、
だりや ひやしんす まりごう
沈める花束 の 壮厳
凍てつki
やくそくのむひょおじょおは えいごうの大地に母なる相貌
岩地ニ らぢお波が ゆっくりと這う
鈍く 衰ジゃくした斜影のゆくさき
記憶ハ
胡桃大に固まった脳ノ透像
カアサン カアサン
ふしぎの 欠けラ
かぜのこえ
電磁波の向こうに 現れたり 消えたり
小さな旗のあらわれト消去
(キい、 Command!
不吉な死を遂げた ザん骸のユメ
記憶は
「お話しすべきでしょうか
「・・・・・
「そうです
きのうは
静まりかえった空の中ほどに
赤い魚鱗の紋章が きっかり5時間も示され続けていました
(ルナ、ルナ )
やがて 消えました
・・・・・・・・・・・・・・・・
(宙空より
熱湯の如くきらめき降りそそぐ
記憶、我、えいぞう。
わたくしに
死の前の あかい跪拝のような
ふしぎなゆめ
を )
ああ!・・・・。
神経叢のやうにひえた空
ひとを恋する記憶
錆びたように吹き出す
凍結
に
覆われた
負の映像は 風土の中枢に聳えたち
鐘の音がhibiく ゆらぐ 過ぎる
人に灼き付けられたル
カタり 形見 いたみの
ねヂれが
劇薬に溶けゆく あカい凍傷
こおりついたるもむざんに溶解し きらひらに
瞬き また凍りついたル
ゆめ
…口唇を失った声。
手足の無い蒼穹。…
「終わりましょう
地にひかる ダイおおド
炎に包まれて踊る トほい人影
明滅
風のない地の
手信号
自由詩
風土
Copyright
「ま」の字
2006-07-06 22:23:34