金魚
プル式

一歩前に踏み出した足
 一歩後ろに下がる地面

たぷんと揺れる水
 とぽんと跳ねる金魚

ほらご覧と覗き込む僕
 あら綺麗と覗き込む君

うつむくしかなくて
 うつむくしかなくて

二人してごめん。
 二人してあはは。


自由詩 金魚 Copyright プル式 2006-06-15 02:54:44
notebook Home 戻る
この文書は以下の文書グループに登録されています。
恋の歌
作者が好きな自分の作品