いきてます
砂木

詩とか詩人とか 日常では使わない
子供の頃 学校の授業で出会い
宿題にされ 宿題でもないのに
書くようになって 憧れた

同人誌に入ってみたり
小さな詩集ではあったが
喫茶店 本屋さんに置いて貰ったり
人に電話をしたり 手紙を書いたり
働きながら 自分の生活を守りながら
続けてきたのだけれど 書けなくなって

このまま私は 書かなくなるだろうと思ってた
漠然と 詩を想いながら消えるんだろうと思ってた

ネット詩と出会い A道化さんの詩と出会い
そしてひろがっていった詩の世界に出会い
また つい書きたくなってしまったのだけれど

淘汰される事は恐くない 本望だ
ただ 今 書きたいものを書きたいように書けたら

詩が衰退してるって へんな言葉
衰退と詩は 反語だ

詩人が衰退するわけがない
私の憧れの詩人だもの




未詩・独白 いきてます Copyright 砂木 2006-05-12 10:19:47
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