(タイムカプセル)
半知半能

例えば今日で
例えば高校時代が
例えば終わるとして
例えば今日で
例えばあの日常が
例えば終わるとして




(ち、ちチ、チチち、ちti)
(チ、ちきュ、地球の、ちキゅうのみナ、ん、聞こえま、、か)

(ち、ちチ、ち、ちtiチ)
(ちきュ、地球、ノ、地きゅウのみナサん、kiこえ、、ス、、カ)




つまらなかった日々を
つまらなくなんてなかった日々を
ついにタイムカプセルに入れる
積み重ねた光陰を
月の向こうのさらに向こうにある外宇宙に
連れて行くため
冷たい銀色の箱に
つめた


手がなんでか乾いている
天球から見下ろす地球の上に
点々とした迷い足の跡がとぼけた星座を作っては
停止できずにまた 散っていく 夢に 似た 僕の 











































































































































































































































(とうとう)

(とうとうこんな)
(とおくまで)
(とびつづけた)
(とうとうこんな)
(ところまで)
(とびつづけた)
(とおく)
(とおく)
(とおくから)
(とおくからなるような)
(とおくからなるようなおとが)
(ときおり)
(とどく)
(とおく)
(とおくから)
(とおくからなるようなおとが)
(ときおり)
(ときおり)
(とどく)
(とおく)
(とおく)
(とおく)
(とおくから)
(とおくから)
(とおくからなるようなおとが)
(ときおり)
(ときおり)
(とどく)
(とどく)
(とどく)
(とどいて)
(とどいて)
(とどいて)
(とどいてくれて、いる)






自由詩 (タイムカプセル) Copyright 半知半能 2006-04-01 23:57:32
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