小さな
ふく

空を

空を支える手があまりにも小さいのです
届いているように感じているのに
距離はこんなにも風を吹かすのです

急にバームクーヘンが食べたくなりました

空はもう星色
支えられない手は夜に帰る予定です
距離をはかった風が朝を吹きにいきました


自由詩 小さな Copyright ふく 2006-03-15 21:03:48
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