ため息の数
アマル・シャタカ

あなたへの気持ちを
文字数にすれば
あふれてきっと
あなたは
読めないだろう

あなたへの思いを
詩にすれば
ナルシストなんて
きらいよと
いうかもしれない
もう書いたけど

どんなにがんばっても
得られるものは
ため息だけ
ということはあるね

おもいをどれだけ
ためこんで息を吐いても
あなたには
わたしには
見えない

ほんの瞬間
気まぐれに
風が拾って
歌ってくれる

あなたの耳に
風が歌えば

それはわたしの
ため息の歌


自由詩 ため息の数 Copyright アマル・シャタカ 2006-03-09 19:10:44
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