*っぽ*
かおる



イタズラッコの春っぽの風っこが

ぴゅうと口笛を吹くように渡ると

空のほっぺたをっぽっと染めずに

かた物の茶色の樹々のさきっぽを

ほんのりももいろぴんくに大変身



春ッポ るっぽ のはとぽっぽ

おさんぽ 三歩で ろっぽっぽ

んぽっぽ んぽっぽ たんぽぽ

咲いた 
 
っぽ





自由詩 *っぽ* Copyright かおる 2006-03-03 17:03:59
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おのまと いぇい