目覚まし時計
吉岡孝次
遅れても動いている
本棚の片隅で
分針の反った目覚まし時計が
そう
ねじれていった十余年の月日そのままに
自由詩
目覚まし時計
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吉岡孝次
2006-02-21 22:43:15