ホンニナル出版
吉岡孝次

http://www.honninaru.com/web_order/publish/

学校アルバムのマツモトによる、自己資金がなくても著書を出版できるウェブ上のサービス。
ただし、
・本が売れても手数料と製本原価が引かれる。
・原稿をPDFにするためのソフトが手元に必要。
・作品展示期間は原則1年以内。

以下、2006年1月31日付日本経済新聞より全文引用です。



自己資金なしで著書出版

 学校アルバムのマツモトは自己資金がなくても著書を出版できる一般向けサービスを始めた。同社が運営するサイトに著書を電子文書形式で出稿してもらい、サイト閲覧者に販売する。通常、自費出版は百部単位で製本するため、自己資金がいるが、注文に応じて一部ずつ製本することで不要にした。
 出版希望者はマツモトのサイト「ホンニナルマーケット」に接続し、判型やページ数を選び、タイトルと販売価格を決める。文章や写真は標準的な電子文書形式「PDF」で入力し、送信する。サイトには表紙の画像と著者による内容の解説をつけて出品する。サイト閲覧者から注文を受けると製本して宅配する。
 販売価格の二〇%の手数料と製本原価がマツモトの収入になり、残りは著者が受け取る。A5判百ページの小説が二千五百円で売れた場合、手数料が五百円で、原価が千三百円程度かかるため、約七百円が著者に入る。初年度四万冊の販売を目指す。




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