某ZY女史を自戒に勧誘する賛嘆詩
奥津 強

夏の揺らぎ 子供たちが 顔を隠している
「俺は 夏の浮かれ騒ぎに 女を 捨てた男だ」
子供は そばにいて欲しいとせがむ
夏の  墓標にて

ね 内外相対って何?
子供は ピアノを 弾く 
足のない 黒い藻屑を
それは 夜海の 坊主の
欲求に 似ている

夏の 浮かれ騒ぎに
消えていった 

非現実である
男は 皆 死んでいるので
ね 内外相対って何?

花火は 途絶えているために
私達は 何故か 猫の肉を
食しては

彼女が 考えてきた事を 思う




自由詩 某ZY女史を自戒に勧誘する賛嘆詩 Copyright 奥津 強 2006-02-02 18:11:52
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