君の絵
日朗歩野

小さな君が
絵をえがく

大きな紙に
まっすぐに向かって
まるで 挑んでいるかのよう

これっぽっちも迷わない
どんどん どんどん かいていく
どんどん どんどん 君の不思議が現れる

そして僕は
すっかり
君の不思議の虜になる

僕にはもう見えなくなった
僕たちの暮らす世界
君が感じて
僕に伝えて


自由詩 君の絵 Copyright 日朗歩野 2006-01-21 08:12:04
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