なんと 恋愛というものを してしまった つよぼんなのでした・・・orz
奥津 強

あの 光は なんだろうか・・・
あの 光は なんなのだ

重い 障害を 持ちながら
手には 重い 本を 持つ
バイブルである
ために
彼女の 唇に 唾液が 溜まっていたとしても
彼女の 目が 人の  感情を宿さず
あの  光は 醜く  まぶしくない

彼女は 一時期の 光である
帰る  所は 病棟であり
口に する 言葉が 罵倒であったとしても
私の 心は 重い  聖書の 語句が
「殺すのだ」
「姦淫を 捨てるのだ」

と 告げ
死人が 沢山いる中で
彼女は 生きていた 
少なくとも
首は 吊っていなかったのだ!

私は かすかな 愛着を 感じた

憐憫など 何もない
淡い 白の 世界で
彼女は 生きるのだ

私は 醜い
彼女は 人であり 人である


自由詩 なんと 恋愛というものを してしまった つよぼんなのでした・・・orz Copyright 奥津 強 2006-01-09 19:35:34
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