書くね。
イオ



詩が書けない。
詩が書けない。
詩が書けないわけです。
ああ書けない。
書けないばっかり連発しちゃった。
ちょっと違うことを書こうかな。
詩が書けないのはさておき書けない。

駄目です・・・。
書けないという事以外、書けない。
詩書きにとって詩を書けないということは
アイデンティティの喪失のようで、
日々心もとないですな。

詩を書き始めて、一年半。
これは長いのか短いのか。
分からないけれど、とってもディープに詩が好きです。
オタクだね。
暇さえあれば詩の投稿サイトか詩集か・・・開いている。
まじめに勉強なんてしたことがないのに詩が好きで、
こんな詩は良い詩だ、とか、詩の書き方はこうだ、とか
あほみたいに青臭く語ったりしてしまう。
で、ちょっと背伸びして詩の批評の真似事なんかもやってみたりして。
へたくそなんだけどね、批評(苦笑)。
ああ、愛しちゃってるよ詩。

それはさておき、詩が書けないのだった、最近。
どうもね、良い詩を書こうとしてしまうのです。
このええかっこしいが!!
人に評価してもらえるということは、滅多に起こらない大変な幸せなことなので、
せめて自分だけでも満足できるものを書こう、書きたい、と
思っているのだけれども、
これって、
肩に力が入り過ぎているということなのでしょうか。
(そういえば最近非常に肩が凝っている・・・)

きっと、詩を書いている人は、多くの人が経験すると思うんだー。
詩を書けなくなる時期っていうやつ。
でも、みんなきっとそのうち書けるようになってると思う。
ネット上での詩人人口は減っているように感じないから。
それどころか増えていませんか?
きっと書けなくなってもまた復活するんだろう。
だから書く人が増えていくんだろう。

じゃ、私もきっとそのうちまた書けるね?
そのうち、何も気にしなくても知らないうちにごく自然に書いているね?
呼吸するみたいに。
ぽろっとなんかいい詩を書いちゃってるかもしれないよね(笑)
そうか。
安心してよいのかもね。
書くね。
書くよ。
そのうちたくさん。
きっと。
私はたくさん書く。
あほみたいにたくさん書く。
そうなる時期を、楽しみにのんびりと待つことにしよう。

もうすぐ新しい年が来る。
除夜の鐘が鳴って、煩悩と一緒に肩の力が抜けていって、
たくさん詩を書けますように。
うん、書くよ。
きっとたくさん、書く。


散文(批評随筆小説等) 書くね。 Copyright イオ 2005-12-31 00:14:29
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