赤い電車
虹村 凌

煙を出し続ける煙草が
少しロマンチックに見えた夜に
ともだちが恋に落ちた

赤い電車に乗って帰ろう
窓の外は ちょっとだけ曇った
一週間ずっとの 酷い雨降り模様
揺れる 背中


自由詩 赤い電車 Copyright 虹村 凌 2005-10-16 02:21:59
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