明日への糧
炭本 樹宏

 いましがた カチっと心のスイッチが入った
 何かが 始まる合図だ

 危うく 微かな 季節の変わり目
 奈落の底へ落ちるのか?
 まばゆい朝焼けで心の汚れをおとせるのか?

 頭にくるほど 明日は来る
 爪の先から頭の先まで 昨日が残る

 比べていても 始まらないよね
 愛は求めてないときに 訪れるもんだ

 エーロスとアガペー
 行ったり 来たり

 あらゆる夢には
 それぞれのトラウマがある

 それは この世のことじゃないかもしれない
 意味のない 言葉はかわいそうだ

 僕は心の日記に 想いの募った言葉を焼き付ける
 明日を生きる糧として

 
 


自由詩 明日への糧 Copyright 炭本 樹宏 2005-09-29 01:48:53
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