ストーン・ストーン・ストーン(みんなのうた)
虹村 凌

先生!
ケバブとキムチが午前四時に
あたりの迷惑お構いなしに
ウーハー効かせてヒップホップ聞いてました
こんな奴らにはヒップホップ聞く資格は無いと思います
むしろ生きている資格が無いと思います
だってろくに挨拶もしないんですもの

「みなさん、どうですか?」
「いいでーす」
「はい、じゃあケバブ君とキムチ君には死んでもらいませう。」

生徒達は手に手に鉛筆を持ちケバブとキムチは惨殺された

「これで帰りの誡を終わります」


***

殺しのライセンスを無くした
殺しのライセンスを拾ったヤツが歌を歌った
ジョナサンがきりもみして
アイツの頭に突っ込んだ
それを見ていた俺の頭に
電動コケシが突き刺さり
脳みそがシャッフルされる
いい具合にトロトロになったところで
君が僕の脳みそを吸ってくれた
暖かい
だから君が大好…

***

代わる代わる貴女を犯している
熊と馬と兎と猿と俺と篠塚と大五郎
精液の海に沈んでゆく貴女はとても不潔で
生きている資格なんてまるでない
ただ今の貴女は肉便器として存在しているだけで
その膣内には無数の精子が泳いでいる
よって宇宙の法則にのっとり
俺が目を覚ました頃には既に時遅く
俺は取り押さえられ
精液まみれの貴女を中心に
熊と馬と兎と猿と篠塚と大五郎が
俺の四肢を押さえつけている
貴女は微笑みながら俺を咥え込み
その手の中にあるチェーンソーを振り上げる

バルバルバルバルバルバルバルバルバルバルバルバルバル


貴女の体は精液にまみれてもとても美しかったよ

****


貴女の膣は精液みまみれなくても
とても気持ちよかったよ


自由詩 ストーン・ストーン・ストーン(みんなのうた) Copyright 虹村 凌 2005-09-19 11:17:12
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「うにいくら丼」