愛とサンダルとジャム
Monk



僕は君のためならなんだってできる
って
サンダルにジャムをつけて食べようとするの
ごく普通の人なんだけど
イチゴジャムにアップルジャムに
ピーチジャムにアボガドジャムに
ときにはマーマレードも

そんなのが愛の形なんて
サンダルと愛は
これっぽっちも関係ないじゃない?
とうてい受け入れられないと思ったの

でもね
悩ましいの、これが
だってあんなにたくさんのジャムを持っているんだもの
わたしってジャムにはほんっっと目がないのよね


自由詩 愛とサンダルとジャム Copyright Monk 2005-09-11 01:55:49
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