つれづれ
いとう


ときどき、じゃないな(笑)、よく、あるのだけれど、
そんなつもりで書いた詩じゃないのになぁと思っちゃう
感想なり批評なりあって、
でもまぁ、そんなのはどうでもいいんだよな。
「この人はそういうふうに読んだのね」って思ってればいい。
というか、思うしかない。

他人のことなんか本当のところはわからないなんてことは本当にあたりまえで、
でもだからと言って他人のことについて
何をどんなふうに書いたり言ったりしてもOKなんてことは全然なくて、
そういうのをわかってる人と俺は一緒にいたいし、
わかってない人は俺のことを放っておいてほしい。

こんな、文字だけの世界で、
自分の発した言葉がどれだけ人を傷つけることがあるのか、
そういうのに無頓着な人間にはなりたくない。
そういう人を見ると、
わざと他人を不快にさせるような言い方を、
何故するんだろうと、いつも不思議に思う。
それはお互いにとってマイナスにしかならないのに。
詩について書いているのであって「あなた」について書いていないのだから
だから、どんな言い方でも許容されるべきだと思っているのだろうか。
間違ったことを言っていないのであれば、
どんなに人を傷つける言い方でも許されると思っているのだろうか。
それは傷つくほうが悪いのだろうか。
傷つく前に内容を見ろということなのだろうか。

よくわからない。
俺自身もあまり人のこと言えたもんじゃないけれど(笑)、
でも、省みることくらいはする。
と同時に、不快であったことを表明するときに、
なるべく、不快にさせないような言い方を心がけようとしている。

あ、この文章は別にそんな表明のつもりで書いたものではなく、
タイトルどおり、つれづれに思い浮かんだことを文字にしてみただけです。



散文(批評随筆小説等) つれづれ Copyright いとう 2003-12-22 12:36:58
notebook Home 戻る