ピンクローター
虹村 凌

セックスフレンドになってくれってメールを貰って
結局は肩透かしを喰らって
サヨウナラを告げる文章に
「何でもいいけれど俺はお前とセックスしたいんだ。
セックスしようぜ。」
って書いて寄越した

素性を知らないオンナとメールをする
俺は繰り返すのかあの愚かな悪夢を
煙草を吸いながら考え続ける詩の未来
シャワー上がりに見えた垂れ下がるチンコ
青空教室での授業それは課外授業
つまり青空集団姦淫もしくは輪姦学校
想像して繰り返すオナニーと詩の投稿
ウンコより汚い俺の嫌いな野郎の手口
でも俺はその人間を下回る裏切りをして
少女A推定女子高生を拒食にさせてしまったよ
今は彼女は元気にやってるらしい
だったらそろそろ目の前の核爆弾を問題にして
批判ばっかのクソ議員を殺しに行こう
宗教と結びついた政党を壊滅させに行こう
今から一緒にこれから一緒にセックスしに行こう
ラブホテルなんて贅沢言わないで
折角の青空の下で問題ないだろう?
僕はマゾヒストだからサディストにもなれるんだ
下に手を持っていって。
何処かって?
言わなくてもわかるだろう?
そうしたら動かして?
そんな馬鹿な会話を耳元で
いやわざわざ電話で
もっとわざとメールでしよう
詩の未来、僕等の未来を握り潰して
僕の菩提樹を納めるその穴の中に入れて楽しもう
指もピンクローターもドンピンもピンクフロイドだって入れて
二人の時間を楽しもう
そうセックスしよう



そうセックスしたい


自由詩 ピンクローター Copyright 虹村 凌 2005-07-24 21:50:42縦
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「うにいくら丼」