僕と雪の女王
にのまえいつき
ある朝僕は目が覚めた
けれどもお布団から出られない
だってだって
お部屋がとっても寒すぎて
お布団がとっても暖かいから
そうだとっくに冬なんだ
とっても寒いお部屋と
とっても暖かいお布団
僕をお布団から出させないようにする
これはきっと雪の女王の呪いなんだ
まるで磁石みたいに
僕がN極
お布団がS極でくっついて
へばりついて離れない
それでもうんとこどっこいしょ
雪の女王に負けるものかと
僕はお布団を蹴っ飛ばし
寒いお部屋をつっきって
冷えた廊下をつま先立ちで駆け抜ける
ようやくついた台所
目覚めの温かいコーヒーだ
ケトルのスイッチオンにして
お湯が沸くのを待つあいだ
コタツでしばらく休憩だ
コタツをつけると
じんわりゆっくり暖かく
ケトルがけたたましく合図を送る
お湯が沸けたぞコーヒーだ
コタツから出ようとしたその時・・・
はかったな!雪の女王!
コタツにも呪いをかけてやがったか!