『チ。』は止められない
室町 礼

一年半以上、TBSの土曜特番から毎週誹謗中傷
を受けている兵庫県知事斎藤元彦氏が今日、X
上で次のように発言している。

 私たちが生きる時代は、常に変化の連続です。
 そして、真の変革の波は、止めることができ
 ないものです。
 先日触れた“活版印刷”。その普及により、一
 部の特権階級に限られていた情報発信の力が
 広く市民に開放されました。この技術革新は、
 情報の民主化を実現し、エリート層への疑問
 や不信感を生み、社会変革の原動力となりま
 した。
 一方で、写本業界の反発や、体制権威や知識
 独占が脅かされる懸念から、活版印刷を禁止
 する規制の動きもありました。

 新たなイノベーションに対し、既得権益側が、
 反発や規制、印象操作を行う構図は歴史上繰
 り返されています。
 しかし、真に社会に必要な変革は最終的には
 止められないことは、産業革命はじめとする
 歴史が証明しています。
 実は、活版印刷の規制も、識字率の向上や産業
 発展の遅れを招き、結果的に解禁せざるを得な
 い状況になりました。
 (つまり、『チ。』は止められません。)
 重要なのは、国民の皆さん一人ひとりが、新た
 なイノベーション・革新を自ら見極め、冷静に
 行動することです。
 明日20日が投票日です。皆さん、投票により有
 権者としての声を届けましょう。本日、期日前
 投票も積極的にご活用ください。
 (午後1:25 · 2025年7月19日)

こういう言葉は本来なら日本ペンクラブや朝日、毎
日などが口にしなければならないのに自公に取り入
り、エセ倫理を振り回してSNSを規制しようとして
いる。既成メディアや批評家、自公立憲から袋叩き
にあっている政治家のほうがはるかにリベラルであ
り進歩的であり大衆の側に立っている。
TBSは選挙期間中ということで斎藤氏への誹謗中傷
から参政党叩きに精を出している。だれがみても無
理筋の誹謗中傷ゆえに、メディアが叩けば叩くほど
逆に参政党の勢いはましている。つまり、
『チ。』は止められません。
わたしは参政党支持者ではないノンポリですが、ほ
んとうの「リベラル」ってこの斎藤氏や参政党のこ
とをいうのではないでしょうかね。




散文(批評随筆小説等) 『チ。』は止められない Copyright 室町 礼 2025-07-19 15:01:56
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