「 27日の朝。天窓の向こうを見上げたら。 」
PULL.
天窓の向こうを見上げたら、
空は一面の白い雲。
だから、絵の具をちょっこりのせて、まぜて。
お絵かき描き描き、そうしたの。
お空のパレットさん。
今日のご機嫌いかがですか?。
わたしの心は、
あなたと同じ空色です。
天窓の向こうを見上げても、
空は一面の白い雲。
こんな日は君を想い。
雲のようにむくむくと、想い焦がれます。
こんにちは、お雲さん。
あたなは誰に恋していますか?。
あなたは誰に恋い焦がれ、心雲りますか?。
こんにちは、お雲さん。
この結ばれた雲の向こうにいる。
彼女に伝えてください。
愛しています。
そう伝えてください。
天窓の向こうを見上げれば、
空は一面の白い雲。
雲さん雲さん、お雲さん。
今日のご機嫌いかがですか?。
雨の降る日は泣きましょう!。
風の吹く日は寄り添いましょう!。
雷の落ちる日は大声で怒りましょう!。
雪の降る日は抱きあって暖めあいましょう!。
空は一面の白い雲。
愛を交わすには、もってこいのお天気です。
自由詩
「 27日の朝。天窓の向こうを見上げたら。 」
Copyright
PULL.
2005-05-27 09:07:17