幕切れ
レタス
一滴の水は川となり海へと続く
きみへの想いを流し
その名を呟やいた
きみは白く乾いた路を選ぶと言う
その純潔が硝子のように突き刺さり
片翼を失った鳥のように飛べなかった
埋火に火照る鼓動を止めて
心凍らせ
砕きたい
あぁ… きみの姿が霞んでゆく
自由詩
幕切れ
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レタス
2024-09-12 13:55:57
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