くっだらない
秋葉竹
夢のような
数の
物語や詩篇や言の葉が
過去
紡がれて来たのは知っている
それだから
私なんかが
口にすべきなにものもないのでは
とも
想いながら
詩を
書いている
短歌を
書いている
「感動ポルノ」って言葉があって
ひでぇ言葉だとは想うけれども
それをみて泣くのも冷めるのも
自由な選択だからいいと想うよ
創作なんて
他人の作品のパクリなんだから
感動させるためだったら
なんだってやっていいんだ
ってんなら
そんなの
AIに
書かせとけ
ってんだ
AIなら
もっとじょうずに
泣かせてくれるんじゃねぇか!
えっ?
なんか、
怒ってる?
あ、りとる。
真正面から
いわゆる
相撲で云うところの
ガップリヨツで
向き合いましょうよ
くっだらない
くっだらない
ことですよ
ホントに。
悲しみの
数だけ心は痩せるから
無くなったとき、ひとは逝くのか