線香花火
本田憲嵩

ちいさなちいさな火花を散らす、とても弱々しくなった、ちいさな晩夏の太陽が、ポトリ、と水色のバケツに落っこちて、やがて秋の陽がのぼる。



自由詩 線香花火 Copyright 本田憲嵩 2024-08-02 22:47:26
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