詩想、「自己存在」という問い·今の私という境地2.
ひだかたけし

空間を生きるものは、
光の中で存在を体験する。
時の流れを歩むものは、
創造行為の中におのれの力を感じる。
心情の深みの中にいるものは、
宇宙をみずからの中に見出そうとする。

空間の広がりの中から、
時間の歩みの中から、
心情の深みの中から、
魂が神霊の想いを語るー

〉おお、人間よ、汝自身を知れ。〈

それは、神の救済力の言葉であり、宇宙の形成力の言葉である。*









*ルドルフ・シュタイナー『秘教講義1』より



自由詩 詩想、「自己存在」という問い·今の私という境地2. Copyright ひだかたけし 2024-07-31 17:43:31
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