夜がゆっくり回る(回文)
水宮うみ

太古、居た気がしたし、書きたい恋だ。
たいこ いたきがしたし かきたいこいだ


寝る気、素早い、ヤバ過ぎるね。
ねるきすばやい やばすぎるね


単体で月蹴ったがしかし固い。駄菓子貸し片付け切っていたんだ。
たんたいでつきけったがしかしかたい だがしかしかたづけきっていたんだ


田舎、月日が経つ。忘れたよ、誰座ったか。灯、気付かない。
いなかつきひがたつ わすれたよ だれすわったか ひ きづかない


宵、踊ろうとした、色と。驚いたし、道路遠いよ。
よいおどろうとした いろと おどろいたし どうろとおいよ


自由詩 夜がゆっくり回る(回文) Copyright 水宮うみ 2024-03-14 12:53:46
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