回りつづける文明(回文)
水宮うみ

とある小さい団体に居たんだ。異才散る後。
とあるちいさいだんたいにいたんだ いさいちるあと


退けたらそれは亡き。天体観測損壊。端的な晴れ空だけど。
どけたらそれはなき てんたいかんそくそんかい たんてきなはれぞらだけど


誰かの炬燵。折り紙借り、折った子逃れた。
だれかのこたつ おりがみかり おったこのがれた


自由詩 回りつづける文明(回文) Copyright 水宮うみ 2024-02-08 13:29:29
notebook Home 戻る