秋澄む
かち
二人でいても一人きりの世界に秋澄む
匂いは最も原始的な感覚遠花火
足がなければもっと距離を大切にしていただろうか
逃げても逃げても戦場から遠く
秋の蝶冷たい水が染みる
中身がこぼれて秋めく
俳句
秋澄む
Copyright
かち
2023-09-26 00:57:33
縦