慰霊
ひだかたけし

黄色い命の隊列、
燃える水となり流れ進み

私は未だ聴き続ける、

あの日霊園で買った菊の花束
それら手向け包み込んだ

白骨の、

独り黄色い命の残響を



自由詩 慰霊 Copyright ひだかたけし 2023-07-10 17:32:28
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