不自由な選択肢」/ゴル兼題は愛萌さん
足立らどみ

宿命か大蛇に勝つのは夢のなか

どんなに足掻いても
逃げることもできず

雑多な大都会の
ありふれた駅前に
颯爽と現れた私人は
何もせず
人知れず

今日も虚のなか
生きていて

何年も何十年も
生きてきて

何百年も
何千年も

土地に縛られた言葉は
いつまでも
敵なのは
当たり前

それでも死に際だけは

実は味方だったと、、、

冒険者
ガンバと16匹の仲間たち

知らない一匹のシジンは歌っている
(ネズミだから詩鼠か)

、、、と思いながらも

最後は日毎日毎長い呪いの電車に乗る
「「不自由な選択枝」号は今日も走る

ガタンゴトン
ガタンゴトン

ゴトンゴトン
5トン5トン

ロオンロオンのため宿命だからと諦め

それでも
アンテな立てろ
このアホーォ


自由詩 不自由な選択肢」/ゴル兼題は愛萌さん Copyright 足立らどみ 2023-06-08 07:35:41縦
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